» お別れ海人的日記

2017.03.27カテゴリー : a pastime

お別れ

先々週の終わりに祖父が他界しました。

昨年の3月2日に病院の予約をするため朝6時半ごろに

病院へ行ったのですが、その病院の入り口の階段から転倒

して脳挫傷となりました。その時はもうあとどれぐらい

生きられるか分からない状況でしたが、その入院から1年

と16日間頑張って生き続けてくれました。

写真は一昨年の夏休みに遊びに行った時のものです。

祖父は大正7年3月12日生まれで満99歳でした、数えで

いうと100歳ということになります。

人は誕生してから生まれてくるまでの十月十日はお腹の中で

過ごしますので、祖父の生命が誕生してから約100年間

生き続けたということになります。。。(^^)

この日は協会の旅行で別府にいましたが、午前中に別府を

発ってお昼過ぎには病院へ行きました。親族も入れ替わり

ながら付き添っており、モニターの数値が徐々下がって

くると親族全員が集まってきてそれぞれに祖父への感謝の

言葉をかけました。

物静かで多趣味な祖父ですが、非常に芯の強い人だったのが

長生きできた秘訣でしょうか。

また92歳の時に家を建て替えしたことも元気の源だった

のかもしれません(#^^#)

そうそう、私がこちらに帰ってきて今日で丸13年となり

ました。当時と比べると自分を取り巻く環境は大きく変わり

ましたが、急激に無理な変化ではなく自然の流れで今の自分

がいるのだと思います。祖父が他界したのも自然の流れであり

それと同時に子どもたちが成長していくのも私が少しずつ

老いていくのも自然の流れです。

そんな流れに寄り添いながら日々目の前の物事に真摯に向き

合っていこうとあらためて思った祖父とのお別れでした。

 

 

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